■勝利の法則 0号 『過去の悪い記憶を再評価する』
◆人生を形づくるもの
私たちの人生は、『良い記憶』と『悪い記憶』で構成されています。
私たちの脳は、
良い記憶がある場合、それを繰り返し、
悪い記憶がある場合、それを消去・回避しようとします。
そうやってパターン化することで、生きることを
ラクにしているのです。
例えば、パチンコで最初大当たりを経験した人は、パチンコが良い記憶として
刷り込まれ、さらにお金を注ぎ込みたくなる。
また、恋愛で相手からだまされて辛い思いをした人は、次の恋愛に恐怖心を
抱くようになる。
などです。
パターン化の落とし穴は、ギャンブルや快楽のように良い記憶になったものは
繰り返し、努力の必要なことや人生の壁のような不快な記憶と重なるものは
避けたがるということです。
多くの人はこのパターンに気づかず、抜け出すことができません。
実は、重要なことはここに隠されているのですが…。
そう、成功している人たちはこれを有効に活用しているのです！
つまり、過去の失敗や辛い体験を再評価して、自分にプラスに働くように
する、ということです。
例えば、
1.過去に引っ込み思案で人とコミュニケーションをなかなか取れなかった人
が、学校で同じような思いをしている後輩に対してアドバイスをする。
→これにより、自分の悪い記憶が次第に役に立ったという良い記憶に変わる
2.過去に転職回数が多く、面接でもそのことを突っ込まれるとうまく答えられ
なかった人が、そこで何を学び成長したのか、次に生かせることは何なのかを
しっかり考えて自己PRに盛り込むようにした。
→ここから、会社にとって必要な人と判断され採用が決まり良い記憶に変わる
あなたにとっての「悪い記憶」は何でしょうか？
悪い記憶を良い記憶へと再評価できれば、就職活動でも強いアピールポイント
に変わります。
失敗を成功につなげることのできる人は強いと、会社は知っているからです。
ぜひ、あなたの就職活動に結び付けて、勝利へと突き進んでください！
発行元情報
著者：winnerz.co.ltd 一本 亮
現在、某企業の人事部所属。採用・教育担当。
過去10年にわたり、就職・転職・キャリアに関する研究と実践を実施。
これまでのノウハウを体系化した独自のキャリア教育論「CAESAR」等を
展開。学生や転職希望者の就職活動に大きく寄与している。
※CAESAR…Career education for satisfaction and raise
問合せ：winnerz.co.ltd@gmail.com
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